2009年9月2日水曜日

人間的いやしさ25

人間的いやしさ25

Cocolog_oekaki_2008_11_09_23_37
一度描きあがったのですが、消されてしまいました。誰が消すのでしょう??それでこんなに遅くなってしまいました。最近は1時までには眠ることにしていま す。食後お風呂に入って、7時前には絵を描き始めています。これとはちょっと感じの違う絵でしたが、大体同じにしました。もう人は描けるかも知れません。 時間をかければもっと違うものも入れていけるとは思います。
.

 バレーはNHKの教育TVでよく見ました。大好きでした。我が家でそんなものを見るのはわたしだけでした。いつも綺麗なものに憧れます。美しいも のになるには努力が要ります。バレリーナの筋肉は本当に美しいと思います。わたしに何か芸術的なことをさせてくれていれば、どれだけ努力をしたかと思いま す。バレー、ピアノそんなお金のかかる、お金にならないものがわたしは好きです。

 特別体を鍛えたわけではありませんが、筋肉はあります。中学生の頃、放課後音楽の先生にバイエルを習いました。前から習っていた友達をあっという間に追い抜いてしまいました。数回のレッスンで60番くらいまでいったでしょう か?わたしは中学2年生の時転校しましたから、それっきりでした。大人になって習いました。あっと言う間にソナチネまで終わりました。先生は芸大卒の国費留学経験もあるその街では有名な先生でした。その方の教え方は本当に素晴らしくて、私はとても尊敬していましたが、からかってふざけてばかりいました。もちろん男の先生でした。わたしの年齢で私ほど指が動く人はいないと褒めるので、「そうでしょ!!」と言ったりして・・・・子供が高校生になってピアノをやめたこともあ り、わたしもやめました。グランドピアノも買いましたが、札幌に引っ越したときマンションに置けないので売ってしまいました。もう子供たちもいなくなっていましたから。馬鹿だったなと思います。弾かなくても持って行けば良かったなと後悔しています。子供の伴奏でよくみんなで歌を歌いました。何もかも懐かし いことです。
.

 「一平 かの子 心に生きる凄い母」を読んでいます。私は瀬戸内晴海さんの本は全て読みました。寂聴さんになってからは、数冊しか読んでいません。「かの子繚乱」を読んで、岡本太郎さんのフアンになりました。今日読んだところに書いてあったことを紹介します。
.

 :・・ボクは小学校一年のときに学校を4つも変えた。引っ越したわけではない。当時、学校の先生は神様の次に偉いとされていたが、ボクはその先生たちの中にあるごまかしや人間的いやしさを見抜き、それが許せなかった。もちろん、全学連もないし、ヘルメットもゲバ棒もなく、組織もイデオロギーもな かった。だから、たった一人で闘った。反抗し、告発した。だが、小学一年生の、このたった一人の闘いはつらかったね。いやな先生の授業のときは、終わるまでずっと耳に指でせんをしていた。いやしい音波で、ボクの清らかな頭がけがされるのがたまらなかったんだ。・・:
.

 わたしもこんな気持ちです。別にだれがどう思おうが、わたしは気にしません。わたしのきよらかなこころをけがさないでね、といつも思います。けが したくてもけがせません。わたしはわたしが大好きですから。わたしは何の取り得もない人間ですが、卑しい魂を持った人は大嫌いです。目を見ただけで直ぐに 分かります。卑しい人はわたしの詩を持って行きます。卑しい人はわたしの絵を持って行きます。自分で書いてみればいいのにと思います。自分で書いてみて、 初めて創ることの喜びも苦悩も何もかも解ります。わたしはひとを許して来ました。許す事で生きて来ました。ケレド何ひとつ許した事はありません。

.

ケガレルナンテイヤデス。
.

 おやすみなさい。
.
待っていた方がいらっしゃったら、ごめんなさい、遅くなりました。明日はもっと早く仕上げます。日付が一日空いてしまいました。これが狙いだったのでしょうね。昨日9日が空いただけです。削除改ざんは自分たちのBLOGだけにしていただきたいものです。

2008年11月10日月曜日 12時時30分