2008年11月 6日 (木)
国民を第一に22
きれいな色でしょ。
色はみんな好きです。
わたしは一番落ち着くのは黒ですが、このころは赤も好きですし、他の色もみんな好きになりました。紫でも黒っぽい紫や紺色っぽい紫は似合います。とても似合 います。けれど古代紫のような色は似合いません。色が白くないからです。わたしはとても健康的な肌の色です。性格は生真面目です。けれど融通の非常によく利く生真面目さです。人のことはどうでもいい、自分のことに非常に関心があるということでもあります。ここに4人の女性がいますが、一番前にいるのはわたしが人に見せる顔です。すごく可愛いでしょ。他は隠してはいないけれど、人が知らないわたしです。隠し事は一つもしません。みんな見せてみんな話してしまいます。けれどすべてを曝け出すということは、すべてを隠すことでもあります。こういう微妙なことが分かる人がなかなかいません。先ずいません。いませんが、 一生探そうと思います。人はたくさんいるのに、話したい人はほとんどいません。
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10時に、予約しておいた歯医者に行きました。20年前に治療した歯を治す為です。治療した歯は20年経つとセメントがだめになるといいますが、 本当ですね。自転車で6分くらいのところにある歯医者さんです。昨日図書館の帰りに予約しておきました。受付の方がとてもいい感じの方でしたから、きっと お医者さんもいいだろうと思いました。初めてまともな医師、歯科医師に会ったという感じです。40歳にはなっていらっしゃらないでしょう。35くら いの清潔な感じの方です。これほど分かりやすく丁寧に説明してくださった歯医者さんはいません。今までの歯科医は健康な歯を何本削ったか分かりません。何 も言わずに削りますから、どうしようもありません。帰って歯を見て何度も驚きました。帰りには治療した歯の図入りの説明書も下さいます。次に来た時どうい う治療をなぜするかも話してくださいます。これがインフォームド・コンセントというものですね。わたしは納得し、安心して治療を受け、次に行く時も不安に駆られず、診察台に座ることが出来ます。今日は3400円でした。レントゲン代が一番高くついたようです。
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日本の医療の中で最も遅れているのは精神科です。なぜ遅れているかというと、厚生労働省の犯罪行為、其処に医師会、医師との癒着があるからです。お金が其処にあって、誰もがそれに群がるからです。厚生労働省の責任は重いどころではありません。考えられないことをしています。年金のこと、中国の食料品のこと、あれもこれも厚生労働省の失態です。厚生労働省の歴代大臣、政務官などを調べてみた方がいいでしょう。
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精神科の医師もピンからキリまでということを知りました。今読んでいる本「分裂病のこころ」の著者安斉三郎さんは、神奈川県に安斉医院を開業されています。この本の発行日が2001年です。1930年生まれですから当時71歳、今年78歳です。「後継者は見つかった」と書いてありますが、先生が今も現役であればと思っています。
下はその中でわたしが非常に驚いたことです。
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①1955年に公布された精神衛生法の欠陥、それは措置入院(強制入院)という公権力の行使を一般病院より少ない医師や看護職員数での運営を許した精神病院に認めたことである(指定病院制度)。措置費として収入が保証されたので、入院患者は病院に莫大な利益を齎した。これによって人権侵害、不祥事は 続々と生み出された。
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②1996年の厚生省の調査によれば、人口1000人当たりの精神病床数は2.9(総数36万1073)、アメリカの0.6、フランスの1.3、ド イツの1.3など欧米諸国と比べて圧倒的に多い。これらの病床に入院している患者の平均在医院日数は330日で、アメリカの8.7日、フランスの8.9 日、ドイツの38.1日と比べて圧倒的に長い。
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多発する不祥事を受けて精神衛生法が改正されても、全く実態を変えようとしないのが日本の精神病院だそうです。この本の中にはまだ興味深いことが書いてあります。また紹介します。変えても変わらない、むしろ改悪されていっているとしか思えないのが精神衛生法です。措置入院という制度を即刻廃止すべ きです。分裂病は、2002年坂口力公明党厚生労働大臣の時に統合失調症という名に変えられました。株不正売買被害者を大量に措置入院させる必要があったのです。精神病院の収益は、不正な措置費保険の不正請求によって向上しました。精神分裂病患者を社会的に葬るための改名で、殺す事が最終目的です。国民に名前を隠すことが、不正措置入院を行いやすくしました。この名が何に利用されたか知る人は?多くの人は統合失調症が精神分裂病だということすら知りません。わたしも知りませんでした。後期高齢者医療がどうしたというのでしょう?欧米に比べ、これだけ平然と無駄をしていて患者に負担を求める、年 金と同じです。定額給付金と同じ考え方です。一人12000円あげますと言いながら、消費税は10%になどと同じ日に言っている。先ずお金を節約する、それから不要な経費を削減する、それから不要な公務員を減らす、それから国民に負担を求める。それが筋道です。
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母と話しました。母は12000円は要らないと言いました。わたしも要らないと言いました。要りませんから、もっと国民のお金を大事にしてくださ い。後の世に借金を残さないで下さい。この国はこのままでは変わりません。今に日本はどこよりも遅れた国と言われるでしょう。精神医療の遅れた国は、人の心を大切にしない、国民を第一に考えない国です。人権を守らない国は、人のいない国です。人がいるから国と言います。人が国と言う言葉を発するから国はあります。そういうことを何度も書きました。
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おやすみなさい
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2008年11月6日木曜日 23時54分